ごぼうの健康効果

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抗酸化能は野菜トップクラス

ごぼうは、アクの強い野菜と考えられていますが、アクの正体は実はポリフェノール。通常水でさらしでアク抜きをしますが、栄養とおいしさがも逃げてしまいます。ごぼうの抗酸化能は野菜の中でもトップクラスです。
さらに最近の研究で、加熱、焙煎したごぼうの抗酸化能はさらにアップすることがわかりました。

ごぼうのORAC値

焙煎によるORAC値の増加

※ORACとは活性酸素を吸収する能力のこと。その表示を見れば、食べ物にどれくらいの抗酸化パワーがあるかがわかります。
ORACが高いほど抗酸化力が強いことを示します。

データー(あじかん、水産大学校ら、日本調理科学会で発表、2009)

腸内環境改善は、
全ての健康の基本です

脂肪過多の食生活は、腸内環境を悪化させ、生活習慣病や老化を引き起こすことがわかっています。ごぼうに豊富に含まれる食物繊維やポリフェノールは、腸の環境を整えることで、便通を良くするだけでなく、免疫力を活性化させたり、腸内毒素を減少させることが報告されています。

ごぼう茶の腸内環境への影響

糞中 IgA
(免疫力の指標)

二次胆汁酸
(大腸がん危険因子)

広島大学加藤教授日本農芸化学会で発表2010

南雲吉則先生からのメッセージ その4

南雲吉則先生

サポニンとイヌリンの
健康効果に注目!

ゴボウにはよく知られている食物繊維を始め、数々の健康成分が含まれていますが、特に強調したいのが、サポニンとイヌリンです。

●ゴボウのサポニンは悪玉コレステロールを分解、若返り作用も
土の中という過酷な環境に生きるゴボウは、細菌から身を守らなければなりません。
そのためにゴボウの皮にはサポニンというポリフェノールがあります。サポニンの「サポ」は「シャボン」と語源はいっしょ。油を分解する界面活性剤です。細菌の表面はコレステロールでできた「細胞膜」に被われています。サポニンは細菌をやっつけるためにこのコレステロールを分解するのです。ということはゴボウ茶を飲めば腸内の脂分を分解してくれる。血中の悪玉コレステロールを分解してくれる、つまりダイエット効果があるということです!
またサポニンは万能薬といわれている朝鮮人参にも含まれていて、身体を内側から温め元気にしてくれる滋養強壮作用、血液をさらさらにして炎症を抑える抗血小板作用、免疫力を高める免疫賦活作用、傷をきれいになおす創傷治癒作用、癌になりにくくなる抗腫瘍効果、若返りのための抗酸化作用が期待されます。

●イヌリンは冷えやむくみに効果
またゴボウは多年草なので、秋に葉が枯れて春に再び芽吹くために、冬の枯れた大地からも水分を吸収しないといけません。そのためゴボウの身にはイヌリンという水溶性ムコ多糖類が入っています。これはおむつや生理用ナプキンの中に入っているのと同じ吸水性ポリマーです。ということはゴボウ茶を飲めば身体を芯から温めむくみを取ってくれるのです。つまり冷えむくみに効果があるのです!

ゴボウは食物繊維を多く含む野菜の代表格ですが、その働きなどでメタボ予防にも効果が期待できるかもしれません。ごはんなど炭水化物食とゴボウを一緒に食べると、食後の血糖値の上昇が抑制されることを、冨岡さんらがヒト試験で確認しています。多彩な働きをもつゴボウやゴボウ茶を毎日の食生活に取り入れて、腸から若々しさを保ちましょう。

期待できる健康効果

  • 腸内環境改善
  • デトックス(解毒)利尿
  • 血糖値上昇抑制
  • コレステロール抑制
  • 消炎、制菌、止血
  • 抗酸化

ごぼうに含まれる健康成分

  • 食物繊維
    (セルロース、ヘミセルロース、リグニン)
    ごぼうに豊富に含まれる食物繊維リグニンは、胆汁酸を吸着する作用があり、血中コレステロールを抑制します。また腸内の善玉菌を増やすなどの働きが高いことがわかっています
  • イヌリン、オリゴ糖 イヌリン(水溶性)は天然オリゴ糖の一種であり、難消化性の糖質であるためにブドウ糖の生成が抑えられ、血糖値の上昇やダイエットに役立ちます。
    腸内環境の改善を促したり、腎臓の働きを高め利尿作用があることから、ごぼうは利尿剤としても
    使われてきました。
  • ポリフェノール
    (サポニン、タンニン、クロロゲン酸)
    ゴボウには、サポニン、タンニン、クロロゲン酸といったポリフェノールが含まれています。タンニンには抗菌、消炎作用があり、抗生物質の皆無だった時代に消炎剤として使われていました。サポニン、クロロゲン酸は、抗酸化力が強く、血液をサラサラにして生活習慣病を予防するほか、美白効果や抗がん作用が期待されています。
  • 牛蒡子牛蒡子(ごぼうの種)は漢方薬・生薬として販売されており、解熱、解毒、去痰薬 として用いられています。最近の研究で膵臓がんの抑制作用があることがわかってきました。