20110721 あじかんショップの西村です。

ごぼう天国会員あじかんショップの西村です。本日は広島ローカル放送RCCの特番でつくば山崎農園あじかん焙煎ごぼう茶が広島大學さんとの共同開発商品としてTVにでちゃいました。

改めまして広島大學との共同研究成果を発表します。

平成20年12月 5日
株式会社あじかん
「動物実験による、ポリフェノールの大腸がんリスク低減効果を確認」
当社は、広島大学の加藤範久教授との共同研究により、食品に含まれる抗酸化物質のポリフェノー
ル(カフェ酸・カテキン・クルクミン・エラグ酸)が、大腸癌の危険因子である2次胆汁酸を減少さ
せることを発見しました。
本研究は、食品中に含まれる機能性成分に関する研究の一環として、広島大学大学院生物圏科学研
究科の加藤範久教授との共同研究により発見されました。この研究については、11月28日(金)の日経
産業新聞で報道されました。また、内容については、以下の国際会議で発表されました(1、2)。
1 ) The Second International Interdisciplinary Conference on Vitamins, Coenzymes, and
Biofactors, Athens 市, USA(平成20年10月30日)
2)食と健康に関する新潟国際シンポジウム、新潟市(平成20年11月29日)
【研究概要】
試験では、ラットを用い、30%を脂肪が占める高脂肪食に各種ポリフェノール(カフェ酸、カテ
キン、クルクミン、エラグ酸)を添加した餌を3週間摂取させ、腸内の成分変化を検証しました。
その結果、各ポリフェノール摂取群について、糞中の2次胆汁酸(リトコール酸およびデオキシ
コール酸)が、平均で約50%減少しました(図1)。一方、1次胆汁酸(コール酸)については、
ポリフェノール摂取群で増加傾向が見られました。
腸管内に分泌された1次胆汁酸は、ウェルシュ菌などの腸内細菌(悪玉)により、毒性の高い「2
次胆汁酸」という物質になります。この度確認された結果から、これらのポリフェノールを多く含む
食品を摂取することで、2次胆汁酸による毒性を軽減し、大腸疾病を抑制できることが期待されます。
日本人の大腸癌死亡率は、50年前と比較して2倍以上に増加しています。その原因のひとつとし
て、動物性脂肪に富む食生活があるといわれています。この研究成果により、本来の日本食の良さ
を見直すきっかけとなり、新しい食品開発が進められることが期待されます。
本研究は現在、ちゅうごく産業創造センターの支援を受け、広島大学と食品関連企業7社などと
ともに「腸内環境を改善する新規食品素材の開発」研究会を設立し、食品への応用研究、5年以内
の実用化を目指しています。
【広島大学 加藤範久教授のコメント】
ポリフェノールは、一般的に抗酸化作用やコレステロール低下作用があることは知られていた
が、2次胆汁酸の低下作用があることを初めて解明した。高脂肪食による腸内での2次胆汁酸の増
加は、胆石などを引き起こすとともに、DNA傷害や酸化ストレスなどにより、大腸癌や大腸炎な
どを起こす主要な要因となっている。
今回、いくつかのポリフェノールが、腸内での2次胆汁酸の増加を抑制することを解明した。ポ
リフェノールは、果物や野菜などの植物に多く含まれており、すでに安全性が証明されている成分
なので、食品や医薬品などへの応用もしやすい。

広島大学共同研究エビデンス以 上

トンネルごぼうが美味しいお茶に!

トンネルごぼうをご存知ですか?
私たちも最近まで知りませんでしたが[:たらーっ:]、実はすごい研究のもとに栽培が可能となった特別なごぼうなのです。


ふつうは、ごぼうの種まきは4月前後です。
すると、ごぼうの根が大きくなるのは、10月頃。
ちょうど、ごぼうの旬といわれる11月頃が最盛期になるのです。

でも、春になるとごぼうは収穫できないため食べることができません。
そこで、柳川採取研究所の研究者が、秋に種を植えて冬を越し、ちょうどごぼうの端境期となる今の季節(6月前後)にごぼうが収穫できる方法を開発したのです。
それがトンネルごぼう。
すべて山崎さんに教わりました[:イヒヒ:]
その山崎さんは、この方法を開発した研究者の方に直接指導してもらったそうです。


 冬越し前のトンネルごぼう
このトンネルごぼうですが、ビニールトンネルで冬を越しますが、温度が非常に重要なのです。
5℃以下になる積算時間が多すぎても少なすぎても、ちゃんとしたごぼうは育たないそうです。
また、直径7mm以下で冬越しさせないと、トウダチといってごぼうが木質化してしまいます。
難しいですね。

5月頃には、トンネルは取ってしまい、大きな葉が茂っています。

こうして、苦労して作ったごぼうを、山崎さんからいただき、ごぼう茶に加工させていただくことになりました。
先日、テスト的にお茶にしたところ、すごく甘くておいしかったですよ。
糖度は、14度以上もありました[:ラッキー:]

ごぼうの注目成分アルクチゲニンがニュースに!

先日、興味深いニュースを耳にしましたので紹介します。
私たちがよく食べているごぼうは、根のことをいいますが漢方薬で良く利用されているのはごぼうの種(ゴボウシ)です。


このゴボウシに含まれるアルクチゲニンに、新しいエビデンス(科学的根拠)が発見されたとNHKで放送されました。

ごぼうの種ですい臓がん治療
7月5日 5時19分
漢方薬として使われてきたごぼうの種の成分が、すい臓がんの治療に役立つ可能性があることが富山大学などのマウスを使った実験で分かり、治療薬の開発を目指して臨床試験が始まりました。

この研究は、富山大学の和漢医薬学総合研究所と、国立がん研究センター、それに富山県高岡市の製薬会社が、共同で取り組んでいるものです。研究グループは、自覚症状がほとんどなく、手遅れになることが多いすい臓がんの治療に漢方薬を利用できないか調べるため、500種類以上の漢方薬の成分を試験管の中のすい臓がんの細胞に直接、投与したところ、解熱剤として使われてきたごぼうの種に含まれるアルクチゲニンという成分にがん細胞を小さくする効果があることが分かりました。富山大学和漢医薬学総合研究所の門田重利教授は「ヒトに対しても治療効果があることを証明し、すい臓がん患者を助けられるよう新しい薬を作りたい」と話しています。
(NHKホームページから抜粋)

この研究では、アルクチゲニンが、試験管内のがん細胞に対して効果があったようです。
ヒトに対する効果の検証がどうなるか興味深いですね。


アルクチゲニン(キク科植物に含まれるリグナンの一種、アルクチンのアグリコン)


アルクチン(キク科植物に含まれるリグナンの一種、アルクチゲニンの配糖体)
アルクチゲニンという成分は、最近抗炎症作用やがん治療に関して研究がすすめられている注目成分です。
昨年は、このアルクチゲニンの配糖体であるアルクチンがごぼうの根に含まれている報告もあるようです。
ごぼうの種:カフェ酸、クロロゲン酸、シナリン
ごぼうの根:アルクチン、ルテオリン、ケルセチン、ラムノシド
ごぼうの葉:ケルセチン、ルテオリン
J Pharm Biomed Anal. 2010 Jan 20;51(2):399-404
Metabolic profile of the bioactive compounds of burdock (Arctium lappa) seeds, roots and leaves.
この分野の研究がさらに進むといいですね